「ここは恋愛探偵団の部室なの!わかる?キノコさん」
カレンさんはいつ持ってきたのか分からないくまのぬいぐるみ片手に紅茶をすすっていた。
よく、見るととっても豪華な部屋だ。
シャンデリアに、豪華なソファ、さすが有名校…って…
「れ…恋愛探偵団…?」
「そうさ!ここら恋愛探偵団。僕とカレン部員は2人だけどね」
そう言うと鳥男もカレンさんと一緒にティータイムを始めた。
って、問題はそこじゃない
この人たち私の事キノコとか言って馬鹿にしていたのを忘れていた。
「なあ、キノコ…いや中川紗良さん。君を僕たちの仲間にしたいんだ。」
ずずーっとカップをすすりながら鳥男は言った。
