「へっ…なぜゆえに私の名を」
そう言うと、鳥男とカレンさんという女の人はふふと笑った。
「1年にあまりにもこの学校に似合わない子が入学してきたと聞いてね。当たり前に知ってるに決まってるじゃないか!」
どや、お前聞いたか?と言うように鳥男は手をバサっと広げた。
とぅっとぅるー
鳥が鳴く。
「さっきっから…とっても失礼だと思いません?」
「「え?なんで?」」
2人は双子のように声を揃えて言った。
この2人…馬鹿なのか?
「ごほん…あの。まず整理させてください」
頭の中を整理してみる。
「部長…副部長…恋愛…」
ブツブツ唱えてるとカレンさんは言い放った。
