【完】君の一言が…

どうしているの?いつも友達と早く

帰っていたじゃない…


「なんで…」

出た声はかすれてて、楓の耳に

届いたか分からなかった。


「忘れもんしただけ。」


あぁ…そうだよね。

まさかまた助けてくれるんじゃ

ないかって変な期待してた。


「あ…そっか…」

顔をノートに戻した。

今なら言えるのではないか?

そう思った…。でも…怖かった。

『仁菜ちゃんならきっとどんな壁でも乗

り越えられるよ』

朝日くんが言ってくれたその言葉…

私は…ーっ