【完】君の一言が…

「あ…あの…」

さっきまで見ていた私のクラスメイト達

はすぐに視線を外した。


「ん…?」


「か…楓くんを呼んでくれませんか?」


「え…?あ、楓?」

思わず確認してしまった

「は…はい!突然すいません仁菜ちゃん

は話しやすいし優しいから頼みやすく

て…それに楓くんと1番仲良しなので」

「え!?そんなことないよ!」

変に言うとまたすぐに噂がたって

しまうからきっちり言っておいた。

「そうですかね?」


「うんうん!あ…と楓呼んでくるね!」


「はい!ありがとうございます!」