【完】君の一言が…

だが朝日くんだけはずっと変なままだ。


どうしたんだろう?

震えて…る?

怒りなのか恐怖なのか私には分からなか

った。


それから朝日くんはすぐに制服に着替え

てどこかへ行ってしまった。


私も制服に着替えた。

教室に戻ると皆が私を褒めてくれた。


「仁菜ちゃんおめでとう!かっこよかっ

たよーーーー!」


「ありがとう。皆のアドバイスのおかげ

だねきっと。」