次の日、私は近くのカフェにいた。

学校も終わり帰りに聖果とカフェに

寄ろうということになったのだ。

「私ミルクティーでいーや。聖果は?」

「んー。私もっ!」

注文が終わり席についた。

「ふぅ。いただきますー!」

熱々のミルクティーは口の中に 一瞬で

「わ…私…さ」

広がった。

「ねえ仁菜?」

「ん?どうしたー?」

深刻そうな顔をする聖果。

急にモジモジして何か言いたそうだ。

「わ…私さ…」

「うん?」