駅前まで歩いて待ち合わせ場所の
カラオケにはいっていく。
今日は大学生の集まりらしい。
『501…501…
あ、あった！ここ！』
言われた部屋にふたりではいる。
『ふたりともおはよー』
『はじめまして』
そこには明らかに大学生です！！
ちゃらいです！！感満載のやつふたり。
とりあえず挨拶しないとね。
『おはよーございまーす。』
『あ、ふたりともおはよー！！』
あ、そっか愛は知り合いなんだ。
ふたりとも顔はいいしでも
明らかにちゃらそうってかんじ。
あたしと未来は隣り合わせに
座ってたんだけど未来がお目当ての
男のところいっちゃって、
必然的にもうひとりの男が
あたしの隣にくる。
『愛ちゃんだっけ〜？
かわいいね。LINE交換しよーよ』
やっぱみんなこんなかんじ。
どーでもいいから適当に返事する。
『いいよ。貸して。』
IDを打って携帯をわたす。
『ありがとー！
じゃあとりあえず俺ら抜ける？』
『は？なんで？』
なんでこいつと抜けなきゃいけないの。
『だって未来たちいい感じだし
邪魔しちゃわるいじゃん』
あーそういうことね。
抜けてホテルパターンだって思った。
でももうそんなの抵抗なくて
『あー、そうだねでよっか。』
未来たちは楽しそうにはなしてて
付き合ったらお似合いなんだろうなって
心の中ではおもってた。
『未来〜なんかあったら連絡して』
『あ、わかったー！あとで連絡するね』
こんなの日常茶飯事だから
普通に抜けるっていっても
不思議におもわないんだよね。
