直樹が気付いた時には、美香は目を閉じ机の上に俯せになっていた。
耳にはヘッドホンをしたままになっている。
「何を聴いているんだ?」
試しに聞いてみたが返事は無い。
暫くしてから、
「ん~…」
返事なのか判らない声を出した。
直樹は溜め息を吐いた後、近くにあったタオルケットを手に取り美香に掛けた。
美香に背を向け直樹は部屋を後にした。
「どうするかなぁ…」
直樹が部屋を出た後、そのままの体勢で目を開け美香は呟いた。
※※※※※
耳にはヘッドホンをしたままになっている。
「何を聴いているんだ?」
試しに聞いてみたが返事は無い。
暫くしてから、
「ん~…」
返事なのか判らない声を出した。
直樹は溜め息を吐いた後、近くにあったタオルケットを手に取り美香に掛けた。
美香に背を向け直樹は部屋を後にした。
「どうするかなぁ…」
直樹が部屋を出た後、そのままの体勢で目を開け美香は呟いた。
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