「貴女も…仲間だった…の」
○○○○はしゃがみ込んだ少女に虚ろな目で見つめて言った。
「いやぁぁぁ!!」
○○○○と視線が合った少女は涙を流しながら叫んだ。
精神状態から少女との会話はこれ以上不可能だった。
少女は尚も涙を流し続けている。
そんな少女を虚ろげな表情で眺めていた○○○○は転げ落ちたままの少年へ視線を移した。