光と陰



交わることの無い平行線



いつの時代にも
どの季節にも
どんな人にでも


必ず存在する輝きと闇







貴方はどちらの存在になりたいか



私はどちらの存在だろうか



光が射す処に影があり
影がある処には必ず光がある





じゃあ闇はどうか



深い闇ならば光は無いだろう




黒い世界ならば

何を視なくてもいい
何を聴かなくてもいい
何かを感じなくてもいい






でもそんなこと



絶対できやしない



貴方も私も生きているのだから



希望を持てば
夢を持てば
愛を持てば



それが光になることを私達は知っている



それが剣となり盾となり
闇を切り裂くことができるから






私が貴方にとって『光』の存在ならば
誰かが私を『陰』だと思うだろう



貴方が『光』を与えるならば
誰かに『陰』を与えるだろう




でもその『陰』は
きっと私や貴方じゃない他の誰かが
『光』で照らすことになる







光と陰



それは鎖のごとく
決して互いが離れることの無い存在





貴方はどちらの存在を望むだろうか






今ひとつ言えること





貴方も私も必ず『輝ける』ということを






※ひとつひとつ短い詩でしたが、
読んで下さり、ありがとうございました!


結稀斗