夕日を浴びて黄昏れる僕 校舎は橙色に染まっていき 僕の髪も染めていく あいつらの騒ぐ声 普段は耳障り 今はなんだか恋しい 生ぬるい風が吹いて 僕の肌を撫でていく 机に孤独な白い紙 僕を撫でたその手で おまえは中を無造作に開く なぜだ なぜなんだ なぜ体育が五じゃないんだ