俺は周りできゃあきゃあと騒ぐ女を放って立ち上がった。 花南のそばへ行き、 しゃがみ込んでもピクリともしない。 顔を覗き込むと、 花南は顔を赤くしてグッスリと眠っていた。 ホント面白いやつ。 俺は2人分の会費をテーブルに置くと、 花南を抱いて立ち上がった。 それを見た女たちから きゃーっという声が聞こえたけど無視。 俺は眠る花南を連れて店を出ると タクシーを捕まえた。 勝手に、 持っていた花南のカバンから財布を探すと、 免許証を抜いて、 その住所を運転手に告げた。