只今考え中

「どこまで行くんですか?」


「えっと・・・美山高校だったかな」


美山高校は隣の地域にある高校で、ここからだと大体小一時間かかる


「あ、島木先輩だ。島木先輩ー!」


前田先輩は島木先輩を見つけて叫んだ


島木先輩は柴本先輩の自転車の後ろに乗っていた


「おはよう!」


「島木、着いたから降りろよ」


「はーい!ありがとう」


柴本先輩に言われて自転車から降りた先輩は私たちに駆け寄り、持っていた荷物を持ってくれた


「島木先輩たちってより戻ったんですか?」


私が気になっていたことを前田先輩が聞いてくれた


「あー違うよ。たまたま途中であって乗せてもらったの!」


そういってるけど島木先輩の頬はほんのり赤くなっていた


「まぁ、私はまだ好きだけどね」


島木先輩は小さくそういうと苦笑いして行ってしまった


「島木先輩、柴本先輩と別れてからずっとあんな感じなんだよね・・・見ててちょっとつらいよね」


前田先輩が島木先輩の後ろ姿を見ながら話してくれた


「でも、立ち直らないと先に進めませんよね」


私は思ったことを正直に言った


「音無ってさ、サバサバしてるよね。失恋から立ち直るのって大変なんだよ?」


「失恋・・・」