幼馴染み卒業計画。

「「失礼しまーす」」

自然と2人の声が揃う。

「あれ?2人共どしたの?」

保健室にいたのは保健の先生じゃなく、葵だった。

「なんで葵がいるんだよ。」

思わず聞いてしまう。

正直会いたくないと思っていたのにカミサマは意地悪だ。

「委員会の当番。今日は私なのー。ケガ?」

「そーそー!コイツ、ケガしててさー、見てあげてくんね?」

准が勝手にしゃべりだす。

「うわっ…。いたそー。大丈夫?」

とか言いながら俺の手を触ってくる葵。

葵の手が冷たくて、ゾクっとしてしまった。

「手当てするね?座って。准くんありがとねー。もう大丈夫だよ。」

とか言って准を追い払う葵。

准が出ていってしまったので俺と葵の2人きりになっていた。