「あれ?りーちゃん今日はお一人ー?」


『んー、今日はゆうとは居残りらしーのです』



にやにやしながら私に話しかけてきたのは、高校生活でできた一番の友達の大宮葵。


高い位置で結んだポニーテールがすっごく似合う女の子



しっかり者で頭も良くて、同い年だけどお姉ちゃんみたいな存在。



私の事をりーちゃんの愛称(?)で読んできてくれる