ネコ科のあなたとイヌ科のわたし



「あれ?前に人とかいたっけ?」

私は、不思議に思いながらも、すぐにそれがさっき寝転がっていた人だと感づいた。



明るい髪の長髪。
白いTシャツに黒いスボン。

もう結構離れてしまったから、詳しくはわからなかった。



家に帰り着いて、さくらのリードを外す。

足を拭く前に家に上がろうとしたから、咄嗟に捕まえた。


ご飯を食べて、お風呂に入って、ベットに横になると、ふと散歩の時にみた男の人の事が頭に浮かんだ。



(…あの人、なんであんなところに寝てたのかな)


つか、もう4月になるとはいえ、半袖は寒くないか?

よほどの暑がりだったのかな



妙にあの後ろ姿の残像が消えなくて、その日は寝るまでその人のことを考えていた。