「あ、うん!さくらっていうの!」
私は、しゃがんでさくらの頭をなでる。
「へぇ。小型犬だね」
「うん!あ、松浦くんも触っみる?」
私はさくらの脇を持って、松浦くんのまえに差し出した。
すると、少し表情を曇らせたのがわかった。
「…犬嫌い?」
私はしゅんとしてそう呟く。
「いや…俺は…」
と、なんだかうつむき気味に言う松浦くん。
「えー、かわいーのに!」
私はよーしよしよしよし!と撫でまくる。
「…フッ」
「え?」
いま、笑っ…
「ムツゴロウ先生みたい」
む!!!
ムツゴロウ先生だと?!
「それは!こーやる人でしょ?!」
私はさくらに顔を押し付けて擦り付ける。
「わーしゃわしゃわしゃ!!」
私はムツゴロウ先生の真似をしただけなのに…
「ワン!!!!」
さくらに嫌がられて逃げられました…
それを見た松浦くんには
爆笑されました。
キュンッッッ!!!!!!
