ネコ科のあなたとイヌ科のわたし


2回目は、冬休みを開けた時だった。




私が校門で翔を待っていると、クラスの男子が話しかけてきた。
まあ、たわいもない話。


「おい。りん」

話が盛り上がってきたところで翔に名前を呼ばれた。

「あ、しょー!…じゃあバイバーイ」


私は、そう言って男子に手を振って翔の所へ駆け寄った。

「なあ。今のだれ?」

明らかに不機嫌な様子の彼。

「え?普通にクラスの男子だけど?」

(もしかして嫉妬かな?あ、でも翔はそんなの嫌いか)

なんて思ってた。



「まじさ、そーゆうのやめてくんない?」

「…え?」

「なんで、彼氏待ってる時にそんな楽しそうに他の奴と話せんの?」

私は、翔の言葉の意味を上手く理解できないでいた。


「…だって普通に友達だし、話すのは普通でしょ?」

私の言葉と表情を見てか、翔の眉間にシワが寄る。

「見せつけてんだろ?私はこんなに男友達と仲いーです〜って」

私はこの言葉にマジで!イラっとした。


でも、これで事を荒立てて別れるなんてなんか嫌だったから、ぐっとこらえた。

結局、翔はそのまま1人で帰った。

次の日ー

(なんか翔と気まずいなあ)

とおもってたら

「おー!おはよ、りん」

ってめちゃくちゃ笑顔で挨拶された。

「あ、昨日のアレ、別に気にしてないから!まああんま他の男も喋んなよ?」


翔の一言に、私はなんとも複雑な顔で返事をしたのを覚えてる。




ここで、私は思った。





翔はヤキモチとか面倒くさい、みたいなこと言ってたけど…




それヤキモチじゃねーか!!!!

そして後の接し方なんかうぜーよー!