キミと0センチ。

「ちい?大丈夫?なんか顔青くなったり難しい顔したりしてるケド」

「え?!あっ!う、うん!大丈夫!大丈夫だよ!ちょっと考え事してただけだし!」


私のバカ!あっ君との貴重な登校時間を私は何を頭のなかで過ごしているのだ!
もっとこの時間を有意義に楽しむこともできるだろうに!

こうしてあっという間に学校に着いてしまった。

(もっと、学校、遠かったらいいのに…)

そしたら、二人の時間はもっと長くなるでしょう?

なーんて、少女漫画脳に麻痺してる私。