私は、幼なじみじゃなくて、あっ君に

1人の女の子として見てもらいたいの。

妹じゃなくて。家族じゃなくて。幼なじみなんかじゃ終われなくて…。


昔は家族愛なのではと消化しようとしたがあっ君に女の子が近づく度


胸がキュってして、

喉の奥が熱くなるのをかんじると

ああ、やっぱり恋なんだなって痛感した。

まあそれを何回か経験し、私はある一つの決断に至ったのだ。


私はこの高一の夏、あっ君とのこの0センチの距離を変える、と。