「俺、この日暇だけど?」


「!」

あっ君の優しい一言を私は聞き逃さなかった。

それって…!


「一緒に、いってくれるの?」


てっきり他の人たちと行くものだと思っていた。

「しょうがないから行ってあげる」


あっ君は

それはそれは

蕩けるような優しい笑みで笑いながら了承してくれた。


この夏の楽しみが一つ増えた1日だった。