「でも…」

俺は危ないからと言おうとしたけど
真美があまりにも
切なそうに空を見上げるから

声をかけなかった

どうすることもできないまま

突ったったまま動けない

「私は大丈夫。また明日ね」

沈黙を破ったのは真美

「お。おう」

仕方なく俺は公園をでた。