「せめて…どこにいるのか…教えろよ…」

声を振り絞って言ったが真美は一言も発することなく

首を横にふるだけ。

俺の足は棒のように突ったっているだけで

真美に近づくことさえできない

「礼生…好きよ…」

近づいてきた真美は消えるようにキスをして

ほんとに消えてしまった