「どったの?」 「煌、元気になったぁ……よかったぁ……。」 「泣いてんの?!ちょっと〜!」 扉の向こうで泣き出した中ちゃんに還梨が走りより、背中を擦りながら部屋の中につれてくる。 えへへ、と少し笑いながら中ちゃんが入ってくる。 「ごめんね、煌頑張ってたのに、麻弥お疲れ会できたのに〜…。」 「泣くなっつの!」 還梨が一生懸命慰めたり、元気づけようと頑張ってる。 「……ごめん、ごめんね?」 私は、なんだか申し訳なくなって突然、わけも分からず謝っていた。