蛍side


大分状態も落ち着き私は今日からまた学校へ復帰を果たした。



やっぱり校門で降りれば

嫉妬の目

欲望の目

尊敬の目


が見え隠れする。

女の子のコソコソ話や、罵倒、優に対しての欲望の声。

相変わらず耳の痛い事だ。



でもひとつ変わったのは、迅が校門に立っていた。

そんな迅に私は小走りで近寄っていく。



「迅おはよー!」


「‥おはよ」


「どうして校門に居るの?」


「え、っと‥‥き、気にすんな。」


「えー、気になる!」


「‥‥‥‥心配だったから、」

「心配?」


「、久々の学校だし、教室まで一緒に‥‥」



そこまで言うとみるみる顔が赤くなる迅。

ん?どしたんだ?



「蛍、迅、行くぞ?」



優に声をかけられ教室へ向かった。