暗い暗い闇夜。

私はバイクで走る。



どれだけ走ったかも分からなくて
小さな公園にバイクを乗り入れる。


「‥‥はぁ。」


ため息をついて唯一ひとつだけあるベンチに腰を掛けた。


「ねむ‥‥」


何も考えられず
意識を手放した。