「真守、理緒ちゃん遅いわね…」




未来もどうやら同じことを思っているらしく。


大学の課題も進んでいない。





「俺、探してくるわ!」

「えっ、ちょっと真守」





俺が立ち上がったとき。




♪♪




タイミングよくケータイが鳴った。