緊張感に満ちていた部屋は 全てあたしの殺気だけになった。 組長を睨みつけるあたし。 同時に組長もあたしを睨みつける。 「そこまでして、何を得る。」 「何も得ません。」 「ならなぜ、そこまでする。」 「私の心が、そうさせるからです。私の中の鬼が、ただ私を突き動かす。」 そう言って少ししたあと、 心配した組員がそろそろ駆け込むだろうと思い、 あたしは殺気をしまった。