「理緒は俺の事、好き?」 好き その言葉を聞いて、少し焦った。 別に深い意味はないだろうけど 今のあたしには少し重く感じる言葉だった。 「何言ってるの?雪も海も、颯太も翔希も、鬼龍のみんな、大好きだよ!」 「それは、家族みたいなもの?」 「そうかな…?」 「もし俺が、家族じゃ嫌で、もっとそれ以上の好きを理緒に望んでいたら、どうする?」 「え…」 家族以上の、好き…? あたしを見つめる雪の瞳は 真剣そのもので。 あたしは少し困惑した。