「はい、お茶」 「ありがとー。」 とりあえず深影に会いにいくのを 一旦後にして、 雪とあの海へ来ていた。 初めて来た昼前の暑い空の下、 雪にもらったお茶を飲みながら 海を見つめていた。 「どーしたの、雪一人でくるなんて、珍しいよね。ってか初めてだ」 「うん」 淡々と返事をする雪。 それはいつものことなんだけど。 なんだか元気がない。