小学校5年生、 翔は身長が高くなって、顔の幼さが消え始めて、かっこよくなった。 私は相変わらずの地味顔な感じだったけども... その頃には、私はあの好きな人が好きじゃなくなった。 つまり、好きな人がいなくなった。 翔に電話で「もうあの人好きじゃなくなった!」って言ったら、「よっしゃ!!」って言われてすんごい機嫌が良かったなぁ。 あの時はまだ何でそんなに喜ぶんだろうぐらいにしか思ってなかった。