…ふと 大地が揺れるような感覚におちいった。
と思うと急に爆音が響いてきた。
銃声だろうか。

「なんだ?」

俺は音のする方へと歩き出した。
一体何が起きたというのだ。

「ジニアル!あぶないっ」
「…っ」

──俺の意識はそこで途切れた。