‐帰り道‐

「はあーー疲れた。」

「お疲れ様。でも愛沢君の執事姿かっこよかったよ。」

えへへ と笑う。

「ふっ楓は可愛いかったぜ?」

「もう・・・ありがと。」

「おう」

その後は他愛もない話をして愛沢君は
私の家まで送ってくれた。

「おやすみ楓。」

「うん。あ、愛沢君ちょっと・・・」

「ん?なんだ?」

チュッ

私は、愛沢君の服をひっぱり口に
軽くキスをした。

「なっ・・はぁ・・キスは男からするもんだろ?」

そう言って私に優しいキスをされた。

「やっぱはずかしね。自分からするの。」

「あたりまえだろ。好きな人にキスするのは照れるんだよ。」


そう言う彼の顔は真っ赤だった。

たぶん私も赤いのだろう。照れる。

「ふふっ愛沢君顔真っ赤。」

「うるせぇよ。こっち見んな。」

「あはは。分かったよ・・じゃあねおやすみ。」

「んっおやすみ。」

そう言って彼は帰っていった。

「明日もがんばろ。」