「やべー遅刻だー」聖矢は飛び起き制服を着て自分の部屋を跳びだした。
「ドタドタドタ」勢いよく階段を降りると親がまたかとゆう顔で、階段の前でパンを持って立っていた。
『はい、パンと牛乳』母は、そう言うと無造作に差し出しました。
「いっふてきま~す。」と言ってパンをくわえ牛乳を持って走って行った。
『何時になったらちゃんと起きるんだか…』いつもの道を走れば、あいつらがいる。
「おはよーす」俺は、何時ものように仲間の広司と純に声をかけた。
「おう。お前また寝坊かよ…」広司が言うと純が言った。
「もう少し早く起きればいいのにさぁそうすれば、こんなにもバタバタじゃあないけどね。」「ちげーよ、寝坊したのは確かに俺が悪い、だがしかしな~」「はいはい、言い訳はいいから、学校行こうぜ聖矢に付き合って居たら俺達が遅刻だヨ」広司は、そう言うと歩き出しました。それをみた聖矢は言いました。
「ちょっと待て!お前達それでも親友かい!?」聖矢は、慌てて言うと2人は言った。
『だから?』
その言葉に聖矢は、止まった。
「はいはい。そんな所に止まってないで行くわよ~んそんで無くても通行の邪魔だから~」後ろから来た女の子は、聖矢の首を捕まえて、引きずりながら言った。
「そのムカツク声は、なぎさ!お前か!?」聖矢は捕まれながらも、なぎさに言った。
「そんな所で立っているあんたがいけない」「だからって、お前引きずるな~~!!」聖矢は、ジタバタしながらなぎさに言った。
「だって~どうぞ掴んで下さいて言っているようにしか見えなかったからさぁ!」なぎさに言わせれば、聖矢をからかうのは、日常茶飯事朝の日課らしい…。
「ねえねえ、なぎさちゃんもう辞めたら?聖矢君青くなってるから…」「え!?」なぎさは、後ろを見ると青くなって泡を吹いて白目になっている聖矢を見てギョッとさた。
「おい!聖矢しっかりしろ!」
「聖矢君!」
「目を覚ませ!」「まだ始まって少ししかたってないぞ!」
「・・・」