「なーーみやうちー」

「はい?」

関口先輩はにやにや顔で聞いてきた。

「宮内って好きな人いんの?」
「ブフォ!!」

ん?

ふと隣を見ると王子が飲んでいた飲み物をふきだしていた。

「慎也さーん?」
「どした?」

関口先輩と賀川先輩が笑いながら王子に聞いていた。

「いや、なんでもないっす…。どぞ…話続けてください。」