激甘王子降臨中


「違うって言ってるんだから、もうしつこく聞くのやめろ」


さっきのチャラい先輩が止めに入ってくれた。 案外しっかりしてるんだなぁ~なんて失礼な事を考えていると、チャラい先輩が口を開いた。


「でさ!君の名前は!? 俺は関口優斗! よろしくな!」

「あ、このしつこかった奴は賀川光希な!」

「あ、よろしくお願いします…! 名前は宮内にいなです。関口先輩、賀川先輩よろしくお願いします!」

「「よろしく~!」」

2人はニコニコ顔だった。

その顔を見た私もつられて微笑んでしまった。