激甘王子降臨中

『惚れたね!!』

という言葉を見た瞬間、また急に心臓が跳ね上がったような気がした。 まるで心を見透かされてるかのようだった。


あーーもーわかんない!
私は頭をぐしゃぐしゃにして、バッと顔を上げた。

「っー…!」

上げた瞬間、王子が私を見ていた。 多分今回は目があったと思う。

すると王子は、
顔を赤くして走って部員のところへいってしまった。