初めて見る無邪気な王子の姿を見た私は、心臓の鼓動が速くなった。

ドックンドックンドックン…

う、うるさい! 早く鳴り止んで…!

多分、今の私の顔は真っ赤だと思う。

そうだ! 先生に用事があるんだった!

早く済ませなきゃ!! 繭も待ってるし…!

でも……
後少しだけ王子の顔がみたいな……