激甘王子降臨中

「よしっ。帰ろう」

私達は、この前の事を笑いながら、話しながら帰った。

もちろん、手はつないだままで。



私は、すっごく幸せだった。



繭ちゃん…。
明日地球が滅亡してもいいよ。だって、幸せなんだもん!





時間がたつのってすごく早くて気づいたら私の家の前まで来ていた。



つないでいた手をはなした瞬間私はさっきまで暖かかった手が一気に冷たくなってしまった。


もっとつなぎたかったなぁ。