「「「キャーーーー!!!!」」」



今日で何回目だろう…
黄色い女子達の声が鳴り響くのは…。

彼が廊下を歩くたび女子達の視線は1つに固まる。

その視線の先は相変わらず彼…

それは、荒木慎哉。

みんなが言うには学校の王子様なんだって。


あんなかっこいい人に愛されるって、どんなに幸せなのかな~


でも、こんな地味な私とは住む世界が違う…