「合宿の班は、俺が決めさせてもらったぞ。お前ら、自由にさせるとこっちが大変だからな。じゃあ、発表するぞ。」
担任のゴリセン(後藤拓先生)が、皆のブーイングを無視し班の発表を始めた。うん。ものすごく嫌な予感がする。親友の美海と一緒になれればいいんだけど。
「5班は、城屋・黒崎・花山・橘・岬・山口だ。最後の班はー」
ん?なんか、王子様達が入ってたよーな?そして、美海と一緒だ!なんか、この班凄そうだなー。
「以上、班はこのメンバーで行くからな!それでは、合宿でのリーダ決めと担当を決めるから班ごとにかたまれよー!」
先生に言われ、班ごとに集まっていると美海が小走りで私のところまで来た。走る姿でさえ、可愛いから困る。
「ゆーう!一緒になれたね!」
「美海ーーー!ほんと、うれしいよ!」
名前は山口美海。黒髪のロングで、キレイ系。私の親友であり、良き私の理解者。
「結南、横に座ってもいいかな?」
振り返ると猫をかぶった幼馴染が微笑んでいた。こーゆーときは無視に限る。しばらくするとすっと目の前に紙が差し出され、周りに見えないように目を通す。
―無視したら、今夜お前襲いにいくぞ―
うん。選択肢なんてもうひとつしかないじゃん。
「京、どうぞおすわりください。」
「ありがとう、結南。」
にっこりと微笑んでいるのに目が笑っていないように見えるのって私だけなのかな。
ものすごく、怖いんだけど。
担任のゴリセン(後藤拓先生)が、皆のブーイングを無視し班の発表を始めた。うん。ものすごく嫌な予感がする。親友の美海と一緒になれればいいんだけど。
「5班は、城屋・黒崎・花山・橘・岬・山口だ。最後の班はー」
ん?なんか、王子様達が入ってたよーな?そして、美海と一緒だ!なんか、この班凄そうだなー。
「以上、班はこのメンバーで行くからな!それでは、合宿でのリーダ決めと担当を決めるから班ごとにかたまれよー!」
先生に言われ、班ごとに集まっていると美海が小走りで私のところまで来た。走る姿でさえ、可愛いから困る。
「ゆーう!一緒になれたね!」
「美海ーーー!ほんと、うれしいよ!」
名前は山口美海。黒髪のロングで、キレイ系。私の親友であり、良き私の理解者。
「結南、横に座ってもいいかな?」
振り返ると猫をかぶった幼馴染が微笑んでいた。こーゆーときは無視に限る。しばらくするとすっと目の前に紙が差し出され、周りに見えないように目を通す。
―無視したら、今夜お前襲いにいくぞ―
うん。選択肢なんてもうひとつしかないじゃん。
「京、どうぞおすわりください。」
「ありがとう、結南。」
にっこりと微笑んでいるのに目が笑っていないように見えるのって私だけなのかな。
ものすごく、怖いんだけど。

