オオカミくんに要注意


「えっ…!?ねえ…おろしてよ!あたし1人で歩けるから!」


普通にここ人もたくさん通るのに……


行き交う人があたし達をちらちらと見ている。


うう……もうやだ…!


「ねぇってば!恥ずかしいよ…!」


大西くんはさっきからずっと不機嫌なようで……


いくら言っても無視している…。


無理やり離れようと大西くんの背中を叩いたり、足をジタバタしてみる。


「もうっ…やだ…離してよ!」


「黙ってろ。それ以上暴れたらここでヤっちまうぞ。」


「っ…!」


なにそれ…!メチャクチャだよ…!


それでもあたしはそれ以上逆らえなくて、おとなしく担がれていた。