オオカミくんに要注意


「ふぁ…あっ…!」


苦しい……!もう…無理…!


体から力が抜けていく……。


そしてようやく唇が離れたときには、涙目になっていた。


自分で言ってしまったとはいえ、怖くなってギュッと目をつむった。


これからあたしは大西くんに……。


そう思うと少し震える…。


「……あーくそっ!……今日はやめだ。」


……へ?


やめ…って…?


どういうこと…?


不思議に思って大西くんを見つめると「勘違いすんじゃねえぞ!許してやったわけじゃねえからな!」と、いきなり怒鳴られそのまま帰ってしまった。


え……なに…この肩すかし…。


1人になったあたしは、とりあえずブラウスのボタンを止めた。