オオカミくんに要注意


「はい、もういいよ。」


絆創膏を貼り終え、パッと大西くんの人差し指を離す。


「…じゃああたし用事あるから……きゃっ!」


そう言ってベッドから立とうとした瞬間、大西くんはあたしの肩を掴みベッドに押し付けた。


「ちょっと…なにす…!」


あたしの上に馬乗りになっている大西くんの目がすごく怖くて……


あたしは言葉を失った。


あたしが固まっていると、大西くんはニヤッと笑って顔を近づけてくる…!


「だめっ……!」


両手で大西くんの肩を押して遠ざけようとするけど、逆に手首を掴まれ、あっさり頭の上で固定されてしまった。


「お前ってほんと単純だな。まあ、そのおかげで手こずらずに済みそうだわ。」


そう言った大西くんは片手であたしの手首を掴んだまま、もう片方の手でブラウスのボタンを外していく…。


いや……いやだよ…こんなの…!


ほんとバカだ……あたし…。


2人になったらどんなことされるか分かってたはずなのに……。


ちょっと心配になったからって油断して。


いくら暴れても抵抗しても、大西くんはなんでもないような顔をしてる。