オオカミくんに要注意


「はぁー…お腹いっぱい…。」


「あたしもー…。」


部屋に戻ると、女子たちはそれぞれゆったりと食休みをしている。


「おーい、そろそろキャンプファイヤー始まるぞー!」


先生はあたしたちの部屋をノックして、外から呼びかけにくる。


「はーい!」


寝ころんでいた栞が体を起こして返事をする。


他の部屋の子達が出てきたのか、廊下から話し声が聞こえはじめた。


「じゃああたしたちも行こっか!」


栞がそう言うと、座っていた相沢さんも榎本さんも立ち上がった。


あたしも…と立ち上がろうとした瞬間目眩がした。


何これ……?


「大丈夫…!?」


3人とも心配してくれてる。


「大丈夫!あー…でもあたしトイレ行ってから向かう。先行っといて!」


「ホントに……?じゃああたしたち先に行ってるけど、無理しないでね。」


栞はそう言って出て行った。