オオカミくんに要注意


「実はさ、今度の合宿の班が同じになっちゃって……。」


あたしは合宿のことだけ伝えることにした。


だけど、それだけでもお母さんは「ええ!?」とさらに慌てだした。


「でも大丈夫だよ、あたし気をつけるから。」


あたしはそんなお母さんを落ち着かせるため、できるだけ冷静に言って、自分の部屋に戻る。


「はぁー…。もうどうしよ……。」


あたしは1人でそうつぶやく。


『違う方法でお前を味わう。』


ふと大西くんの言っていたことを思い出した。