オオカミくんに要注意


「俺もさ……お前見てると血が騒ぐんだよ。」


「え…?」

 
大西くんはさらに顔を近づけ耳元で囁く。


「食っちまいたくなる。」


そう言ってニヤッと笑う大西くん。


…ヤバい!!


怖くて固まっているあたしに、大西くんはまた顔を近づける。


「いやっ!だれ…んっ!」


大西くんは叫ぼうとするあたしの口を手で塞ぎ、「もうおせーよ」と言うと、耳を甘噛みした。


「んんっ…!」


やめて、さえ言えずにあたしは大西くんの肩を押すけど、ビクともしない。


大西くんはそのままあたしの耳を舐める…!


「んぅっ…!」


脳がしびれるような感覚に意識がぼおっとする…。


しばらくすると大西くんはあたしから離れた。