オオカミくんに要注意


「大西一狼……間違いないわ!結花!あんたコイツに何もされなかった!?」


え!?お母さん大西くんのこと知ってるの!?


しかもさらっとコイツ呼ばわりだし……。


「なんか今日からまれて…」


「ええっ!?…あぁーもうなんでよりによって同じクラスなの……!」


「あの……お母さん。大西くんとお母さんは何か知ってるの?あたしも関係あるの……?」


するとお母さんは、しばらく考え込むように黙り、はあ、と1つため息をついてから、真剣な顔をしてあたしを見つめる。


「結花……これからする話…ちゃんと聞いてちょうだい。」


「う……うん…?」


なんだろ……


このドラマみたいな展開は……。


あたしは不安で、自分のシャツを握った。