お前は俺の専属メイド【完】





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はぁ…


面倒なことになりそう…




ため息をすきながら家の近くのコンビニへ入った私



今日から両親が海外出張でいない

料理は得意だけど面倒な時だってたまにある



んー何がいいかな?



惣菜売り場で迷っていると




ドンっ



誰かにぶつかられてしまった




尻餅をついた私





「すみません、大丈夫ですか?」


そうぶつかってきた相手は私に謝りながら、手を差し伸べてきた



「いえ、大丈夫です」



その手を掴まずに私は立ち上がった



あれ?

この声どっかで聞いたことあるような?




そう思いつつ相手の顔を見ると




「小鳥遊くん!?」



隣の席の王子が立っていた