なんにもできない私を。





いつまでわたしの心の中にいるつもりなのよ、ほんと。




嫌では……ない……けど……。




自分のしたいことが分からないよ。



一体この感情はなに?




「んー……」



わわっ。声出ちゃったよ恥ずかしい。



「おいどうした。

さっきからすんげぇ怖い顔してる」



「えっ!!怖い顔って……えええ!?そんな?」



私の言葉にコクリと頷いた皐月くん。
そしてこう続けた。



「さっきなんかうなされてたし。

ほんとどうしたの」



心配してくれてんのかなぁ。皐月くんって、案外優しいのかも。



ダっ、ダメだダメだ。うぬぼれちゃいけないね。



皐月くんみたいな人が私を心配?



そんなの絶対、ありえないから。


話したことも少ないのに……。



それにしても、怖い顔って……うぅ。



やだなぁ。完全無意識。



そんなとこ皐月くんにみられてたのか……。



さっきの声といい恥ずかしいな。